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物流施設のバースに接車した複数のトレーラー

写真: Pexels

基礎研究 想定読者: ビジネス 読了 13

荷主への規制とは

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荷物を運ぶのは運送事業者だが、いつ着けと言い、どこで待たせ、いくら払うかを決めているのは荷主である。 そこに手を入れなければ労働時間は減らない——という判断のもと、2026年に荷主を対象とする規制が3つそろった。 何が義務になり、守らないとどうなるのか。法令と公表資料から順に整理する。

このページの結論

荷主への規制は、性質の異なる3つの法律が重なってできている。物流効率化法は効率化の措置そのものを義務づけ、貨物自動車運送事業法は運送事業者の法令違反を招いた荷主を指導・公表し、取適法は代金の支払いを取り締まる。2026年に3つがそろったが、勧告まで至った件数は累計5件にとどまっている。

重要な事実

  • 2026年4月1日から一定規模以上の荷主が特定事業者として指定される
  • 指定基準は取扱貨物の重量が年9万トン以上で、上位3,200社程度が想定されている
  • 特定荷主は物流統括管理者を選任する義務を負い、怠ると100万円以下の罰金になる
  • 中長期計画の未提出や定期報告の虚偽には50万円以下の罰金が定められている
  • トラック・物流Gメンの是正指導は累計2,472件だが、勧告は5件にとどまる
  • 2026年1月に下請法が取適法へ改正され、発荷主から運送事業者への委託が対象に加わった

読むときの注意

  • 特定事業者の指定手続や計画提出の期限は、2025年3月時点の想定スケジュールにもとづく
  • 荷主への働きかけ・要請・勧告は法律の附則に置かれた「当分の間」の措置である
  • 実際に指定された事業者の一覧や件数を示す公表資料は確認できなかった

この研究の根拠について

根拠の強さ

中程度

情報の新しさ

最新

見解の一致度

概ね一致

出典

9 件(うち一次資料 9)

出典の構成

  • 一次資料 2
  • 官公庁 7

これらの指標は根拠がどれだけ揃っているかを示すもので、内容の真偽を判定するものではありません。 判定ルールは編集方針に公開しています。

このページで使う用語

荷主 にぬし
運送契約を結んで貨物の運送を委託する側。品物を出す発荷主と、受け取る着荷主の双方を含む。
特定事業者 とくていじぎょうしゃ
物流効率化法にもとづき、一定規模以上として国に指定された荷主・連鎖化事業者・物流事業者。中長期計画の作成と定期報告が義務になる。
物流統括管理者 ぶつりゅうとうかつかんりしゃ
特定荷主と特定連鎖化事業者が選任しなければならない役職。CLO(Chief Logistics Officer)とも呼ばれ、経営の意思決定に関わる立場から選ぶ必要がある。
違反原因行為 いはんげんいんこうい
運送事業者が法令に違反する原因となるおそれのある荷主の行為。長時間の荷待ちや無理な到着時刻の指定などが該当しうる。
特定運送委託 とくていうんそういたく
販売や製造などの取引相手に対する運送を、他の事業者に委託すること。2026年1月から取適法の対象取引に加わった。自社の拠点間の運送は含まれない。

3分で分かる要約#

9万トン

特定荷主の指定基準3

年間の取扱貨物の重量

3,200社

指定が想定される荷主の数3

上位から順に該当する

100万円

命令違反・管理者未選任の罰金1

法人にも同額を科す

5件

勧告に至った累計件数5

令和8年6月30日現在

運ぶのは運送事業者だが、運び方の条件を決めているのは荷主である。何時に着けと言い、どこで何時間待たせ、荷物をどう積み、いくら払うか。運転者の拘束時間の多くは、この条件によって決まる。

そこで国は、運送事業者ではなく荷主の側に義務を課す方向へ舵を切った。2026年に、性質の違う3つの規制がそろった。 順に見ていく。

用語の定義#

「荷主」は日常語より広い。貨物自動車運送事業法は、運送契約を結んで運送を委託する者に加え、荷物を受け取る側も荷主に含めている8。つまり注文した側だけでなく、納品を受ける側も規制の対象になりうる

用語 誰を指すか
発荷主 荷物を出す側。運送を委託する当事者
着荷主 荷物を受け取る側。納品時刻や荷降ろしの条件を決めている
連鎖化事業者 フランチャイズチェーンの本部。加盟店への配送を実質的に決めている3
真荷主 運送・利用運送事業者以外で、運送契約を結んで委託する者8
特定事業者 一定規模以上として国に指定された荷主・物流事業者1

「うちは運送会社ではないから関係ない」は成り立たない。 荷物を受け取るだけの立場でも、着荷主として指導の対象になる。

背景 — なぜ荷主が規制の対象になったのか#

トラック運転者の1運行あたりの平均拘束時間は11時間46分で、その内訳は次のとおりである3

1運行あたりの平均拘束時間の内訳
運転354分
休憩114分
荷役94分
荷待ち88分
点検等57分

数値は国土交通省が示した令和6年のアンケート調査による。時分表記では運転5時間54分、休憩1時間54分、荷役1時間34分、荷待ち1時間28分、点検等57分である3

荷待ちと荷役だけで約3時間。 運転していない時間が拘束時間の半分を占めている。そしてこの3時間は、運送事業者が自力で短くできない。バースがいつ空くか、荷降ろしを誰がやるか、パレットを使えるかは、荷主側の設備と段取りで決まるからである。

時間外労働に年960時間の上限が入った以上、この3時間を放置したまま輸送量を維持することはできない。そこで国は、2028年度(令和10年度)までの目標として次の2つを掲げた3

目標 内容
荷待ち・荷役等時間 1運行あたり計2時間以内に削減(1人あたり年125時間の短縮)
積載効率 全体の車両で44%から50%へ引き上げ

施行後3年間のKPIとしても、荷待ち・荷役時間の年125時間削減と、積載効率の向上による輸送能力16パーセント程度の増加が置かれている3

物流倉庫の外に高く積み上げられた木製パレットの列
パレットの利用は判断基準に例示された具体策のひとつ。手作業での積み下ろしを減らし、荷役時間を短くする狙いがある。

規制の全体像#

荷主を縛る仕組みは1本の法律ではない。目的も執行主体も違う3つが重なっている。

物流効率化法 貨物自動車運送事業法 取適法(旧・下請法)
何を規制するか 効率化の措置そのもの 運送事業者の違反を招く行為 代金の決定と支払い
執行する側 国土交通省・経済産業省・農林水産省3 国土交通省(トラック・物流Gメン) 公正取引委員会・中小企業庁
かかる相手 一定規模以上の荷主・物流事業者 すべての荷主(着荷主を含む) 資本金・従業員数が基準を超える委託事業者
最終手段 命令 → 罰金 勧告 → 社名の公表 勧告・公表

これらは順に整備されたのではなく、2024年から2026年にかけて並行して動いた

  1. 2023年7月18日トラックGメンを創設(全国162名)5
  2. 2024年5月15日物流効率化法などを公布(令和6年法律第23号)2
  3. 2024年11月1日トラック・物流Gメンへ改組(総勢360名規模)5
  4. 2025年4月1日荷主・物流事業者の努力義務と判断基準が施行2
  5. 2025年5月23日下請法の改正法を公布(令和7年法律第41号)7
  6. 2025年6月11日トラック適正化二法を公布(令和7年法律第60号・第61号)9
  7. 2026年1月1日下請法が取適法へ。特定運送委託が対象に加わる7
  8. 2026年4月1日特定事業者の指定が施行。利用運送事業者への規制も施行29

1. 物流効率化法 — 効率化の措置を義務づける#

正式名称は物資の流通の効率化に関する法律である。2024年の改正で「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」から名称が変わった2

すべての荷主・連鎖化事業者・物流事業者に、次の3つに取り組む努力義務が課されている。国はそれぞれについて判断基準と解説書を定め、取組の例を示した4

取り組むべき措置 例として示されているもの
積載効率の向上 複数荷主の積み合わせ、納品日の集約、適切なリードタイムの確保3
荷待ち時間の短縮 予約受付システムの導入、混雑時間を避けた日時指定3
荷役等時間の短縮 パレット等の導入、検品の合理化、バースと作業員の適正な確保3

予約受付システムについては、単に導入するだけでは足りず、実際に荷待ち時間の短縮につながる使い方をすることまで求められている点が特徴である3。形だけ整えても判断基準を満たしたことにはならない。

2. 貨物自動車運送事業法 — 違反を招いた荷主を指導する#

こちらは効率ではなく違法状態の是正を扱う。運送事業者が法令に違反する原因となるおそれのある荷主の行為を「違反原因行為」と呼び、国土交通大臣が段階を追って介入する8

荷主に対する4つの段階

  1. 1情報提供疑いがあるとき、関係行政機関の長に荷主の情報を提供する
  2. 2働きかけ法令遵守への配慮の重要性について理解を得るための措置をとる
  3. 3要請相当な理由があるとき、違反原因行為をやめるよう要請する
  4. 4勧告・公表要請後もなお続いているとき、勧告し、その旨を公表する

実際にこれを担っているのがトラック・物流Gメンである。2023年7月に全国162名のトラックGメンとして発足し、2024年11月に倉庫業者からの情報収集も含む総勢360名規模へ改組された5

さらに、荷主の行為が独占禁止法の不公正な取引方法に該当する疑いを把握したときは、公正取引委員会に通知することが定められている8。省庁をまたいで情報が渡る設計になっている。

2026年4月1日に施行されたトラック適正化二法(令和7年法律第60号・第61号)では、無許可のいわゆる白トラに運送を委託した荷主も処罰の対象に加えられ、その疑いがある場合はトラック・物流Gメンによる是正指導の対象になった9

3. 取適法 — 代金の支払いを取り締まる#

2026年1月1日、下請法が**中小受託取引適正化法(取適法)**に改められた。改正法は令和7年5月16日に成立し、同月23日に公布されている7

物流にとって決定的なのは、特定運送委託が対象取引に加わった点である。販売・製造・修理などの取引相手に対する運送を他の事業者に委託することが対象になる7

含まれるもの 含まれないもの
販売した商品を顧客へ届ける運送の委託7 自社の工場から自社の別工場への運送7
取引相手が指定した倉庫業者へ渡す運送7 倉庫での保管そのもの

つまり自社物流の社内移動は対象外で、取引相手へ届ける運送が対象という切り分けである。適用される規模は次のとおり7

区分 委託する側 受託する側
資本金基準 3億円超 3億円以下(個人を含む)
資本金基準 1千万円超3億円以下 1千万円以下(個人を含む)
従業員基準 常時使用する従業員300人超 300人以下(個人を含む)

従業員基準は今回の改正で新設されたもので、資本金基準が適用されない場合に適用される7。資本金を小さくして規制を避ける形が通用しなくなった。あわせて手形払等が禁止され、協議に応じない一方的な代金決定も禁止された7運賃が適正に支払われない構造に対して、公正取引委員会の側から入る経路ができたことになる。

特定事業者になると何をするのか#

2026年4月1日から、一定規模以上の事業者が特定事業者として指定される2。基準と想定される社数は次のとおりである3

指定が想定される事業者数
特定荷主・特定連鎖化事業者(9万トン以上)3,200社
特定貨物自動車運送事業者等(150台以上)790社
特定倉庫業者(70万トン以上)70社

指定されると3つの義務が発生する。

義務 内容
中長期計画の作成 判断基準を踏まえた措置・目標・実施時期を記載し、主務大臣に提出する1
定期報告 判断基準の遵守状況をチェックリスト形式で毎年度報告する。荷主は荷待ち時間等の状況も含む3
物流統括管理者の選任 特定荷主・特定連鎖化事業者のみ。指定後、速やかに選任する1

中長期計画は毎年度の提出が基本だが、内容に変更がなければ5年に1度でよいとされている3。定期報告の荷待ち時間はサンプリングでの計測が許容され、一定時間以内なら報告を省略できる3

物流統括管理者の要件は厳しい。 法律は「事業運営上の重要な決定に参画する管理的地位にある者」でなければならないと定めている1。物流部門の課長を任命して済む話ではなく、経営幹部から選ぶことが求められている。統括する業務には、中長期計画の作成に加え、運送・荷役の効率化のための設備投資やデジタル化、社内の開発・調達・生産・販売・在庫・物流の各部門をつなぐ体制づくりが含まれる3

2025年3月時点で示されたスケジュールは次のとおりである3。いずれも当時の想定であり、括弧書きで予定と注記されていた。

指定後の想定スケジュール

  1. 12026年4月末特定事業者の届出から指定手続。荷主は指定後速やかに物流統括管理者の選任を届け出る
  2. 22026年10月末中長期計画の提出
  3. 32027年7月末定期報告の提出

守らないとどうなるか#

罰則は義務の重さに対応して3段階に分かれている1

違反の内容 罰則
勧告に係る措置をとるべき命令に違反した/物流統括管理者を選任しなかった 100万円以下の罰金
指定に係る届出をしない・虚偽の届出/中長期計画を提出しない/定期報告をしない・虚偽の報告/立入検査を拒む 50万円以下の罰金
物流統括管理者の氏名・役職を届け出ない・虚偽の届出 20万円以下の過料

法人の従業者が違反した場合は、行為者を罰するほか法人に対しても同額の刑を科す両罰規定が置かれている1

ただし、いきなり罰金になるわけではない。措置の実施状況が判断基準に照らして著しく不十分と認められたとき、まず根拠を示して勧告し、従わなければ公表し、正当な理由なく措置をとらないときに審議会等の意見を聴いて命令する——という順序を法律が定めている1。罰金は命令に違反して初めて発動する。

実効性はどこまであるか#

制度は整った。では実際に動いているのか。トラック・物流Gメンの是正指導の実績を見る5

2,472件

働きかけ5

荷主1,749・元請608・その他115

197件

要請5

荷主108・元請83・その他6

5件

勧告5

荷主3・元請1・その他1

令和8年6月30日現在の累計である。働きかけから要請に進むのは約8%、勧告まで至るのは全体の0.2%にとどまる。

直近の運用を見ると、令和7年10月・11月の集中監視月間では働きかけ363件(荷主249・元請78・その他36)と要請7件(荷主6・元請1)が実施され、貨物自動車運送事業法にもとづく勧告が1件行われた6。対象は着荷主で、過去に要請を受けたにもかかわらず、依然として違反原因行為をしている疑いがあることが理由とされている6

この数字の読み方は二通りある。 働きかけの段階で改善が進んでいるから勧告に至らないのか、それとも勧告のハードルが高すぎて抑止力になっていないのか。公表資料からはどちらとも判断できない。働きかけを受けた荷主のその後を追跡した資料は確認できなかった。

不確実性#

指定の実績が見えない — 2026年4月に施行されたことは国土交通省の資料で確認できるが2、実際に何社が指定されたのか、届出がどれだけあったのかを示す資料は見つけられなかった。本文の3,200社・790社・70社は、いずれも2025年3月時点で示された想定である3

スケジュールが確定情報ではない — 中長期計画の提出が2026年10月末、定期報告が2027年7月末という日程は、2025年3月の資料に「予定」として書かれていたものである3。その後変更されたかどうかは確認できなかった。

「当分の間」の措置である — 荷主への働きかけ・要請・勧告・公表は、貨物自動車運送事業法の本則ではなく附則に置かれており、条文自体が「当分の間」と定めている8。恒久的な制度ではない。物流効率化法の特定事業者規制が本則であるのとは性格が異なる。

効果の実測値がない — 努力義務が施行された2025年4月以降、荷待ち時間が実際に短くなったかを示す実測値は確認できなかった。判断基準に関する調査・公表は2025年秋頃に予定されていたが3、その結果を確認できていない。

取適法の運用実績がない — 特定運送委託が対象になったのは2026年1月であり、勧告や指導の事例はまだ確認できない。制度としては存在するが、どう運用されるかはこれから決まる。

やさしい説明#

小学生向け — 荷物を運ぶトラックの運転手さんは、荷物を積んだり降ろしたりする場所で何時間も待たされることがある。待たせているのは、荷物を出す会社や受け取る会社。だから国は「運ぶ人だけでなく、荷物を出す会社にもルールを守ってもらおう」と決めた。

中高生向け — トラック運転者の拘束時間のうち、荷待ちと荷役で約3時間を占めている。この時間は運送会社では短くできず、荷主側の設備と段取りで決まる。そこで2026年から、大きな荷主には物流の効率化について計画を作って国に報告する義務が課された。担当者は経営幹部から選ばなければならない。

ビジネス向け — 荷主規制は3層構造で理解するとよい。物流効率化法は取扱貨物9万トン以上の事業者を特定事業者に指定し、中長期計画・定期報告・物流統括管理者の選任を義務づける(命令違反は100万円以下の罰金)。貨物自動車運送事業法は違反原因行為に対する働きかけ・要請・勧告・公表の経路を用意し、トラック・物流Gメンが執行する。取適法は2026年1月から特定運送委託を対象に加え、支払面から規律する。自社が荷主に該当するか、着荷主としての立場を含めて確認することが最初の実務になる。

研究の穴

分かっていることと、分かっていないことを分けて示します。情報が足りない部分を隠しません。

このテーマで分かっていること 確度が高い内容
  • 特定事業者の指定基準、義務の内容、罰則の額が法令と公表資料で確認できる
  • トラック・物流Gメンの是正指導の件数が段階別に公表されている
  • 2026年1月から発荷主による運送の委託が取適法の対象になった
このテーマで分かっていないこと 未解決・未確認・研究不足
  • 実際に指定された特定事業者の一覧や件数を示す公表資料は確認できなかった
  • 努力義務が施行された2025年度に荷待ち時間が実際に短くなったかを示す実測値は見当たらない
  • 勧告を受けた荷主のその後の改善状況を追跡した資料は確認できなかった
次に調べるべきこと 追加調査の候補
  • 2026年10月末に予定されている中長期計画の提出状況が公表されるかを追う
  • 判断基準に関する調査・公表の結果から、荷主側の取組状況の分布を確認する
  • 取適法の運用開始後、特定運送委託に関する勧告・指導の事例が出るかを見る

よくある疑問

荷主も規制の対象になったのですか
なりました。2025年4月から荷主・物流事業者に努力義務が課され、2026年4月からは一定規模以上の荷主が特定事業者として指定され、中長期計画の作成や定期報告が義務になりました。
どれくらいの規模から対象になりますか
取扱貨物の重量が年9万トン以上の荷主・連鎖化事業者、保有車両150台以上の貨物自動車運送事業者等、保管量70万トン以上の倉庫業者です。荷主では上位3,200社程度が想定されています。
物流統括管理者とは何ですか
特定荷主と特定連鎖化事業者に選任が義務づけられた役職です。中長期計画の作成などを統括管理し、事業運営上の重要な決定に参画する管理的地位にある者から選ばなければなりません。
守らないとどうなりますか
命令に違反した場合と物流統括管理者を選任しなかった場合は100万円以下の罰金、届出をしない場合や中長期計画を提出しない場合、報告に虚偽があった場合は50万円以下の罰金です。
運賃の支払いも規制されますか
2026年1月から下請法が取適法に改められ、発荷主が運送事業者に運送を委託する取引が「特定運送委託」として対象に加わりました。手形払も禁止されています。

出典

本文中の番号は、この一覧の番号に対応します。参照日時点の内容にもとづきます。

  1. 物資の流通の効率化に関する法律

    一次資料 e-Gov法令検索(デジタル庁) 発行日不明 2026年8月8日参照

    中長期計画・物流統括管理者・勧告・命令・罰則の条文

  2. 物流効率化法について(荷主・物流事業者の皆様へ)

    官公庁 国土交通省 発行日不明 2026年8月8日参照

    法律名の変更、公布日と法律番号、2段階の施行日

  3. 物流改正法の施行について

    官公庁 国土交通省物流・自動車局 2025年3月10日発行 2026年8月8日参照

    指定基準と想定社数、KPI、拘束時間の内訳、施行スケジュール

  4. 5分でわかる物流効率化法の改正のポイント(物流効率化法 理解促進ポータルサイト)

    官公庁 国土交通省 発行日不明 2026年8月8日参照

    努力義務の3項目と判断基準の位置づけ

  5. 「トラック・物流Gメン」について

    官公庁 国土交通省 発行日不明 2026年8月8日参照

    発足時期・体制と、是正指導の累計件数(令和8年6月30日現在)

  6. トラック・物流Gメンによる「集中監視月間」の取組を踏まえた国土交通省の対応について

    官公庁 国土交通省 2025年12月23日発行 2026年8月8日参照

    集中監視月間の件数と、勧告1件の対象・理由

  7. 中小受託取引適正化法テキスト(令和7年11月)

    官公庁 公正取引委員会・中小企業庁 発行日不明 2026年8月8日参照

    改正法の公布日と施行日、特定運送委託の定義と4類型、資本金基準・従業員基準

  8. 貨物自動車運送事業法

    一次資料 e-Gov法令検索(デジタル庁) 発行日不明 2026年8月8日参照

    附則第一条の二(違反原因行為への対処)と第64条の荷主勧告

  9. トラック適正化二法について

    官公庁 国土交通省 発行日不明 2026年8月8日参照

    令和7年の2法の公布日と施行日、無許可事業者を利用した荷主への規制

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タイトル
荷主への規制とは
サイト名
研究図鑑
公開日
2026年8月8日
最終更新日
2026年8月8日
URL
https://research.lb-product.com/research/logistics/shipper-regulation

引用形式の例

研究図鑑 編集部「荷主への規制とは」研究図鑑、2026年8月8日公開/2026年8月8日更新、https://research.lb-product.com/research/logistics/shipper-regulation

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